1 Rのインストール
1.1 Rのインストール
Rを使い始める前に、まずはRをインストールする必要があります。CRAN(The Comprehensive R Archive Network)のホームページからRのインストーラーをダウンロードし、Rをインストールします。ホームページの「Download and Install R」の部分から、ご自身のPC環境(Windows、MacOS、Linux)を選択します。
1.1.1 windowsでのインストール
Windowsであれば、上の図に示したリンクから次のページに移動し、さらに「base」を選択します。
移動すると、Rのダウンロードリンクが表示されますので、リンクをクリックしてRのインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードされたインストーラーを開き、「次へ」を押していけばインストールが完了します。
1.1.1.1 Rtoolsのインストール
Rを使うときには、時にC言語のコードをコンパイル(機械語に変換)する必要があります。このような場合に用いられるのがRtoolsです。図2で示したページに、「Rtools」というリンクがありますので、ココからRtoolsのページに移動します。移動するとRのバージョンに合わせたRtoolsへのリンクが表示されます。最新のRをインストールした場合には、Rtoolsも最新のRに対応したものになりますので、一番上のRtoolsのリンクを開きます。Rのバージョンが最新ではない場合には、Rのバージョンを確認した上で対応したRtoolsを選択します。
Rのバージョンに対応したRtoolsのリンクに移動すると、下のように表示されます。「Rtools installer」のリンクを開くと、Rtoolsのインストーラーがダウンロードされます。インストーラーを開いてRtoolsをインストールしましょう。
1.1.2 MacOSでのインストール
MacOSの場合もWindowsと同じように、図1でMacOSのリンクを選択してインストーラーをダウンロードします。MacOSの場合はCPUによってインストーラーが異なります。Apple Silicon(M1/M2)で動いているMacOS11以降のMacでは、上のリンクを選択してダウンロードし、IntelのCPUで動いているMacの場合は下のリンクを選択してダウンロードします。インストーラーを起動すると、Windowsと同じようにRをインストールすることができます。
1.1.3 Linuxでのインストール
Linuxでのインストールでは、特にCRANのホームページに移動してダウンロードを行う必要はありません。apt install(Ubuntuの場合)でRをインストールするだけです。
sudo apt update
sudo apt install r-base
1.2 Rstudioのインストール
Windows版のRには、RGuiと呼ばれるグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が始めから登録されています。Rを起動するとまず表示されるのはこのRGuiです。
このRGuiを用いて、Rのスクリプト(プログラム)を書いて、実行することができます。ただし、このRGuiはRが利用され始めてすぐに開発されたものであり、最近のプログラミング環境では標準的に備わっている、シンタックスハイライト(プログラムの要素によって色やフォントを変化させる機能)や入力補助(関数の一部を入力すると入力候補を提案してくれる機能)、コードのバージョン管理(gitなどのバージョン管理ソフト)との連携などの機能が備わっていません。このような機能を持つ、プログラミングを快適に行うための環境のことを、統合開発環境(IDE、Integrated Development Environment)と呼びます。
統合開発環境として有名なのは、Visual Studio Code(VScode)などです。VSCodeはRだけでなく、他の言語もサポートしています。Rでは、ほぼR専用の統合開発環境として、RStudioというものがあります。
Rを使う時には、もちろんRGuiやVSCodeなどを用いても問題はありませんし、R言語だけでなく、他の言語(Pythonなど)を同時に利用するのであれば、むしろVSCodeなどを利用する方が良いこともあります。ただし、Rを学び、Rで統計を行うのが主な目的であれば、RStudioを使うのが最もよいでしょう。
RstudioはPositのホームページからダウンロードすることができます。まず、Rを上記の手順でインストールし、その後、Rstudioのインストーラーを以下の図の手順でダウンロードしましょう。
Rstudioのインストーラーを起動し、Rstudioがインストール出来たら準備は完了です。Rstudioを起動し、Rを使ってみましょう。